Tane no Oto・音・色・香

ベルガモットはイタリアを原産とするミカン科の柑橘類です。
ベルガモットの果実は苦みが強いため食用には向きませんが、
紅茶のアールグレイの香りづけや香水や化粧品の香料として幅広く使われています。

咳き込んだりした時や、
なんだか　鬱々した時にも最適な香りとなります。
感情の解放はスムーズなサポートとなります。

ストレス・精神疲労を和らげる

他の柑橘系の精油と異なり、ベルガモットの精油にはラベンダー精油の主要成分である
「酢酸リナリル」や「リナロール」といった鎮静作用のある成分を多く含むことから、
とくに精神的ストレスや精神疲労に優れた効果が期待できます。

うつ症状の緩和

ベルガモットは「天然の抗うつ剤」と称されるほど、抑うつ症にすばらしい効き目があることで知られています。
その効果は研究でも実証されていて、季節性感情障害（SAD）の患者に使用することで、
太陽光を浴びたときのような抗うつ効果を与えることが明らかになっています。

心を鎮静させながらも高揚させる働きがあるため、落ち込んだ心を癒し、明るく前向きな気持ちに導いてくれます。

ストレスによる胃腸の不調に

ベルガモットに含まれるリモネンという成分には胃腸の調子を整える働きがあります。そのため、ストレスによる食欲不振や便秘など消化器系のトラブルに役立ちます。

ベルガモット精油の注意点

ベルガモット精油の主成分であるテルペン類は希釈濃度や使用量によっては皮膚刺激を感じることがあるので、
敏感肌の方は注意しましょう。

また、光毒性の強い成分（ベルガプテン）を含むため、肌への使用後は紫外線を避けましょう。
※日中に使いたい方は、ベルガプテンを除去した精油がおすすめです。ベルガプテンフリー（BGF）
もしくはフロクマリンフリー（FCF）という名称で販売されています。

こちらの精油はベルガプテンフリーです。